はじめに
明大祭は毎年約50000人もの来場者を集める大規模なイベントである反面、
大量のゴミを出し、環境に負荷をかけてしまっています。
第129回明大祭実行委員会では、可能な限り環境に負荷をかけない学園祭であるために
ゴミの資源化、再利用など環境に配慮した様々な取り組みを行っています。
ゴミの分別
第129回明大祭では、来場者のみなさまに「ゴミの8分別回収」のご協力をお願いして
います。
正確なゴミの分別は、環境負荷の軽減の基本です。
きちんとした分別をすることで、大量のゴミを再利用し、資源として有効活用すること
ができます。
会場内の特設ゴミ捨て場、『ゴミステーション』にて、明大祭実行委員がゴミの分別の
ご案内・お手伝いをさせていただきますので、ご来場の際は、ご協力をお願いします。
エコトレイの推奨
飲食物の提供に使われる容器は、可燃ゴミとして扱われ、
大量のゴミを発生させる要因となっています。
第129回明大祭ではその環境負荷を軽減するために、
飲食物提供に用いられる容器である『エコトレイ』の利用を推奨し、
協力団体を募っています。
『エコトレイ』とは「パームヤシックス」「非木材紙」「バガス」という、
植物由来の産業廃棄物を有効活用した素材から作られた環境にやさしいトレイです。
この素材を使用することで、産業廃棄物の削減や、廃棄物処理で生じる温室効果ガスの
削減また木材資源消費の抑制等に貢献しています。
エコトレイ採用団体一覧は
コチラ
廃油回収
飲食物の調理の際に使われた使用済み油は、そのまま廃棄物となり環境に負荷をかけて
しまいます。
そこで第129回明大祭では廃油を回収し、新しい油へ生まれ変わらせる環境にやさしい
循環型リサイクルに取り組んでいます。
集められた廃油は、工場でバイオディーゼル(BDF)燃料となり、
軽油の代わりに自動車や重機などのディーゼル車の燃料として利用されます。
このバイオディーゼル燃料は、大気中の二酸化炭素を吸収した植物から作られるため、
二酸化炭素を増やさないとされています。
軽油に比べ、黒煙の排出量が少なく、環境にやさしい資源循環型燃料として注目される
クリーンエネルギーです。